都会を離れて田舎暮らしをしたいと考える人が増えていますが、その際に大きな問題となるのが仕事探しです。田舎は自然が豊かで、さらに住居費や生活費などが安く済むというメリットがありますが、一方で求人数が少ないため、仕事探しで苦労することがあります。そのため、田舎暮らしを検討する人は、仕事探しについても事前にしっかりと考えておきましょう。
田舎で仕事探しをするときの基本的な方法は、ハローワーク(職業安定所)の利用でしょう。ハローワークは職業の斡旋を行う公共施設であり、地域に密接した求人情報を数多く取り扱っています。田舎の企業や小売店などは求人誌へ広告を出すことにあまり積極的ではありません。そのため、求人の際にはハローワークを通して人材を募集することが多いようです。ちなみに、ハローワークでは、インターネットを利用して求人情報の閲覧ができる「ハローワークインターネットサービス」を提供しています。まずはこちらにアクセスして、働きたい地域や各種条件を限定した求人の検索をしてみてください。
また、その他の方法としては、地元の人に仕事を紹介してもらう方法もあります。その地域で暮らす知り合いがいる人は、一度相談をしてみてはいかがでしょうか。田舎は狭い社会であるため、そこで暮らす人たちは独自のネットワークを持っています。働きたい企業がある場合には、直接訪ねて相談してみるのも良いかもしれません。求人情報を出していない場合でも、あなたのやる気や熱意を知ってもらうと、欠員が出た際に逆オファーを貰える可能性があります。